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二匹の伴侶と 不摂生な一人...二匹のメンズの様子と猫に生かされる日綴り

すこしづつ

Posted by -- miu -- on   0

7月16日 母の月命日でした。

一ヶ月前の深夜に走った道を、少しゆったりした気持ちでドライブし母に会いにいってきました。
今は実家のお仏壇で眠る母

お線香をあげて仏間の明かりをつけ、リビングで話す私と父の様子が伝われば良いなぁと思う気持ちで
穏やかに過ごすことができました。

父が脳梗塞で倒れたのが二年前だったか
そして母が逝って

いつの間にか私と父の関係がすっかり変わったようです。
以前は私から父に話しかけることなど無く避けていたほどだったのに、つき命日には2人でお酒を飲み色々なことを話すことが出来て、そして父が「おまえはホントに大きくなったな」っと
多分「大人になった」と言いたかったんだと思います(苦笑)
しきりに「成長した成長した」と言ってくれましたから。

不思議ですね。
私は自分では全く変わってないと思うんです。
性格も考え方も極端に言えば子供の頃十代の頃と代わって無いと(・_・;
ただ、少し考えるようになった程度。

思慮深くなることで広がる可能性や、物事を俯瞰して見る必要性を覚えた。
実際は知り学んだだけで、すぐ考えは方は薄くなりがちだし視野もホント狭くなってしまってショッチュウ駄目な自分に気づかされてばかりなんですけどね。

十代の頃、父の拘束から逃げ出すことにイッショウケンメイだった私
発する言葉は絶対的な権力を表す命令だけの父
こんな2人が二十年以上たち普通の、多分一般的な家庭のような親子の会話なんかをしている。

仏間の照明をつけっぱなしの私に

父「お前、電気つけっぱなしやないかっ!」

私「ええの、今日は私がココに居る間は(リビングに座っている間は)点けとくの」

父「おぉ...そうかぁ」

こんな会話が成り立って自分でも驚いた。
父に普通に話してる自分、意見や意向を何気なくも口に出した自分
そして、その意向を受け入れてくれた父

一般家庭では普通の会話かもしれないけれどウチでは驚くべき出来事なんです。

私も、ヤハリなにか父に対しての気持ちが変わっているのかもしれません。
そして何より以前と違うのは、父が私に対して聞く耳をもってくれるようになっていること。

母が生前、私がコウ言ってた。とかアアいってた。とか父に話していたそうです。
私の話したことを参考にしてくれていたらしく、ソレを見聞きしていた父は少しずつ私を見る目が変わっていたのかもしれません。

母が見ていたら、きっと喜んでくれていたと思います。
こんな父との関係を作れるようにしていってくれたのも母なんだと思います。

なくなった人間の事ってきっと何時までも心の奥に染み付いて、ふとした出来事を思い出したりするのかもしれません。そして、今はもういない事を思い知らされることもあります。

何時もと変わらない日常をあわただしく過ごしているつもりが、何故か急に言葉には出来ない感情が一気に吹き出て溢れてしまうこともあります。
突然、急に悲しみが大きな波のように沸き起こり涙が止まらなくなったりします。

それでも時間は過ぎ翌日の晴れたお天気に洗濯物を干す日常があるんです。

少し、のんびりしたペースでまた更新していこうと思います。
毎日ぢゃなくて思い立ったときとかそんな感じで

更新してないので訪れる方は少ないですが、それでもコンスタントに覗いてくださる方がいるのは嬉しいです。

こんな調子のプログですが、今後ともよろしくですm(__)m




-- miu --

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